現在、躁鬱病で通院している私は、この年になってようやく健康である事のありがたさや家族の大切さを知る事が出来ました。以前の私は自分の体を労わってやっていませんでした。とにかく仕事に夢中になっていて、忙しい毎日が当たり前で、むしろ忙しくてありがたいとさえ思っていました。家族だってないがしろにしていたつもりは全くなかったのですが、今考えると家庭を省みない夫であり、父親でした。そんな私が躁鬱病と診断され、入院も経験し、ようやく仕事って何だろう、家族とは一体どういう事だろうと考えるようになったのです。私は仕事をただこなすだけで、自分の体からの警告を無視していました。そして、忙しい合間を縫ってただ上っ面だけで家族と接する事が家族サービスだと思っていたのです。躁鬱病を患った時の私は忙しかった仕事から離れ、病気特有の不安から家族も信じられなくなり、1人孤独を味わいました。しかし、そんな時に力になってくれたのはやはり家族でした。そして、病気により思うように動いてくれない体や思考回路が私に健康の大切さを教えてくれたのです。今、病気と共に生活しながらも、家族と笑顔で会話出来る喜びを感じている私です。